施工事例 高齢者対応型リフォーム

高齢者を自宅で介護・介助する人向けに提案された
リフォーム工事

これから、超高齢化社会の時代に向けて需要が伸びてくる事でしょう。今回の工事は、広い浴室がメインとなっています。


★3方から入浴介助のできる浴室のリフォーム★

既存の浴室はどこにでもある「1坪(2帖)」の浴室でした。お施主様のご要望により、浴槽は短辺だけを壁につけて残りの3辺は介助できるスペースを空けておいて欲しいとの事。
解体(写真1)から始まって、浴槽と便器を据える位置(写真2)を決め、壁には下地合板(写真3)を取り付け、浴槽を据える(写真4)下地モルタル(写真5)を塗り、タイル(写真6)を腰くらいの高さまで張る、残りの壁・天井は塗装(写真7)で仕上げ、便器(写真8)汚物洗い(写真9)を据え付けて、各種設備を取り付けて完成。
完成後浴室の広さは「3坪(6帖)」になりました。自宅でこれくらいの広さがあったら入浴介助をする人も助かります。


★車椅子にも対応した部屋★

既存の部屋(写真10)は洋室。床が傷んでいたので、補強(写真11)してクッションフロアを張る。歩く事もできるので、もしも転んでも軟らかいクッションフロア(写真12)を選びました。
既設の収納棚を壊し、洗面・脱衣室と浴室を一直線に配置した。もちろん浴室に行くまでに段差は無いです。


★部屋へ直接入れるスロープの新設★

車椅子の利用を考え、玄関からの出入りが困難となるため、部屋へ直接出入り(写真13)できるようにスロープを新設しました。
スロープの勾配(写真14)が、なだらかになるように敷地が許す限りの距離まで伸ばしました。
南側(写真15)に面しているので「天気がいい日は日向ぼっこができていい」と気に入っていた頂けました。